2009年9月27日日曜日

裾野が広がったってことなんでしょうねぇ。

Ubuntuの日本語フォーラムネタです。(笑)
#最近、こればっかり。

まあ、最新リリース直後なんかは、なんだそりゃな質問も雨後の筍のように現れ、大体二月もすると沈静化するんですが、最近は、リリース前なのに、明らかにPC初心者でしょ、的な質問が増えてますね。

PC初心者とか、自作初心者なんかがOSとしてLinuxを選択するようになったんだなぁ、なんて思ったりしました。
以前から、ある程度熟達した人は、「OS買うのがもったいない」なんて理由からか、Linux選択する場合もあり、あるいは、自宅サーバとして使いたいから、なんて理由も散見されてましたけど。
今や、HDDのパーティションって何?のひとがUbuntuのインストールにチャレンジする時代なんだな、と。

だとすると。
今のインストーラって、結構厳しいかも知れないなぁ、なんてね、思ったりします。
完全に自作とかで、素のHDDに入れるんなら、全然困らないと思います。
#ハードが対応してれば。(^^;
ほぼ全自動で、何も気にすることなく、質問に答えるだけでインストール完了します。
それこそ、今時のPCであれば30分~1時間程度で、インストールは完了するんじゃないかな。
データ移行やら環境移行がないなら、こんなもんです。
個人的には、/と/HOMEは分割したいので、インストール時にHDD分割の手間はありますが、知ってればたいした話じゃないし。
#これも個人的な見解だけど、/に10GB~15GB程度割り振って、残りはHOMEってのがワタクシの一般的なパターンですな。

んでも。
Windowsとのデュアルブートって話になると、いきなり敷居が高くなってみたり。
デフォルトの、ブートローダーがMBRに入ってしまうことも、問題を発生させる要因になってたりすると思うんですよね。
これ、grubインストール前に、パーティションのフォーマットは行われているはずなので、MBRのバックアップとか自動で取ること出来ないんですかね?
それこそ、ddコマンド一発だと思うんですが。
まあ、書き戻しには注意が必要だとして、メーカー製PCでMBRに細工がしてある端末なんかだと、永久にMBRが失われてしまうわけで、これはイカンと思うのですよ。

まあ、いろいろと事情もあるのかも知れませんが、Ubuntuインストールしたら、Windowsが壊れた、とか、経験した人は言い出すような場合もあるわけで、そんなひとが声の大きい人だと、悪い印象ばかりが世間に流布されてしまうわけで。
ツマランと思うんですね。
なので、転ばぬ先の杖、っていうか、アナタが知らないから、元に戻せない、なんて言ってるだけでしょ、って状態になってればいいと思うんですよね。
インストール時に、デュアルブートの危険性と、ユーザーの承諾をダイアログで出してみる、とか。

古いPCを再生しようとしてインストールする場合には、最悪ユーザーデータが失われなければ、或いは妥協できるひともいるかも知れませんが、単に興味で「今使ってるPC」にインストールしようとしてWindowsが失われると最悪じゃないですか。
なんのためのLiveCDか、って話もあるんですが、雑誌なんかでは、あまりデュアルブートの危険性に触れられていませんし、ネットでも声高に叫ぶ人もいないので、「一応Windowsは残しておいて」ってのが大勢だと思うんですよね。
なんらかの対策を打っていかないと、今後ユーザーの裾野はどんどん広がっていくわけだし、マズイんじゃないのかなぁ、と。

まあ、例によってワタクシが心配したところで、なんの影響も力もありませんし、インストーラ改造して、パッチを投稿なんて真似も出来ないので、ただ言ってるだけ、なんですけどねぇ。


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